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ラグビー中継2020.02.03

2月2日にラグビー中継の現場に行ってきました。町田GIONスタジアムで行われたトップリーグのキャノン イーグルスとパナソニック ワイルドナイツの対戦です。去年ワールドカップが盛り上がりましたが、何かラグビーは怖い印象があってニュース報道でしか見ていませんでした。でもキャノンには田中選手、田村選手、パナソニックには“あの”稲垣選手がいるので、私なりに注目をしていました。

聞いたところではテレビ東京関連のラグビー中継で中継車を出したのは、2003年のトップリーグ開幕戦以来とのこと。その年はテレビ東京がラグビーワールドカップ・オーストラリア大会を中継していたらしいです。知らなかった……だから、音声も経験者はいないに等しい感じでした。私も10回ほどスポーツ中継の現場に行きましたが、もちろんラグビーは初めてです。

「現場の様子をよく確認すること」。競技は変わってもスポーツ中継で最初にすることであり、それが円滑でより良い中継につながります。音作りは主に競技音、実況・解説、インタビュー、オーディエンス(会場の雰囲気)で構成されますが、今回競技音で特徴的なのは選手がぶつかるタックル、素早いボール回しやキックでしょうか。テレビではタックルが怖くて直視できませんでしたが、実際近くで見ると激しいタックルの音だけではなく選手同士の細かい声掛けが聞こえたりするんですよ。

その音を収録するのが、指向性の強いガンマイクです(写真)。試合の動きに合わせて選手を追いかけて音を録る。それなりの重さがあるマイクを持って、約2時間選手と一緒に走るのはなかなかの体力勝負です。

ミキサーの先輩からは「よく音が録れていたよ」と言われましたが、もっと先を読んで選手に追いつけないとダメだと思っています。点数つけるなら70点かな。次は体力アップして100点を目指します。(谷島亜紗未=入社2年目)